saoriotsuka-diary

イラストレーター大塚砂織の由無し事を綴るページです。仕事の紹介もしますが、ベランダ園芸の話やたわいない話が多いかも。

菜食晩酌日記 第17回 つりさがる ゴーヤ数えつ ほくそ笑む

というわけでゴーヤの季節ですよ。
我が家のゴーヤカーテン、今年は遅めにスタートしたんですが順調で、毎日2つづつぐらい収穫でき、うきうきゴーヤライフを満喫しています。この部屋は強烈な朝日が当たり朝5時ぐらいから寝苦しかったのですが、近年はゴーヤカーテンと遮光カーテンのおかげ(遮光カーテンだけより明らかに効果あります)で、エアコンなしでも快眠です。日よけにもなるし、おいしいしで、なんて優秀なの、ゴーヤ!
ちなみにここは北向きのベランダなのですが、朝日しか当たらないのにゴーヤもよく育つし、下の方の日陰ではかいわれを育てるのにもちょうどよく、他には万年だんまりのミョウガ空芯菜、シソなどを育てている食い気しかないベランダです。

まあ、いずれも日陰なんで、そんなに大きくなってはくれないんですが。

 

さて、ゴーヤの楽しみは1日にしてならず。
まずは蕾を丹念に眺めて雌花を発見するところから期待に胸のときめきが止まりません。

観察してるとハチっぽい大小さまざまな虫たちがひっきりなしにやってきているので受粉に不安はない(ありがたいですね、がんばれ虫ちゃんたちよ)のですが、ついついわたしもおせっかいで雌花を見つけると雄花をちょんちょんとくっつけてみたりします。しっかり実を結んでおくれ。

かくして、わたしの期待とともに膨らんでゆくゴーヤ、ついには収穫。ほほほ。

そして毎年育てている割に、「いつが収穫ベスト時期なのか」というのがよくわからなかったりもするんですが、だいたい大きくなってきて、ぼこぼこが大きくふっくらしてきたら採っています。が、「あと1日待てばもっと大きくなったんでは?」と思う事もあるのですが、だからといってあと1日待ったら次の朝はゴーヤ大爆発の後、覆水盆に返らず状態を発見したりもしばしばありまして、人間の欲深さを戒めてくれるありがたーい植物ですね、ちぇっ。

上は日当たりが良かった実、下は葉の陰で育った実。味は特に変わらないような...。

 

 

そうこうして毎日採れるゴーヤ、どのように食べてるかというと、意外とレパートリーは少なくて、

 

1位 ゴーヤのペペロンチーノ

これ大好き。毎日これでいい。まいたけと油揚がベストパートナー。きりっと冷えた白ワインに合うね。

 

2位 ゴーヤチャンプルー

これも大好き。毎日これでいい。大豆ミートそぼろタイプと豆腐で。ビール持ってきてください。

 

3位 ゴーヤのくるみ和え

いつも書いてますが副菜ならこれで決まり!ビール追加で。

これは前にレシピ書いてますね。

 

という感じ(暑くて献立考えるのがめんどくさいというのもありますね)ですが、他にも、唐揚げとか、ナムルとか、ピリ辛の佃煮とか、チヂミとか、可能性は無限に広がっており「もうゴーヤは飽き飽きだよ」とかは全然ならないような気がします。書いてたらお腹減ってしまいました、今日はめずらしく唐揚げにしてみよっと。

ではでは。