saoriotsuka-diary

イラストレーター大塚砂織の由無し事を綴るページです。仕事の紹介もしますが、ベランダ園芸の話やたわいない話が多いかも。

ツールドフランスファムが来た!

トップページの絵、3枚目はこちら。

 

今年はTour De Franceの女子選手版大会、Tour De France Femmes avec zwiftが開催されましたね。去年までもGrande Boucleという名称でいちおう女子レースはやってたらしいんですがわたしも見たことがなく、今回から公式にTour De Franceの一環として世界テレビ中継もされたのでやっと見ることができました!

わたしはツールファンで、もうみんながあまり語りたがらない(汗)ランス7連覇の頃からずーっと見てるんですが、やはりそれ以降あんなことやこんなことが多すぎるのでどうも好きなんだけど好きといっていいのかしらん、というか、毎回若干疑心暗鬼になりつつも見てる感じ(いや、でも選手は本当に一生懸命やってると思うんですよ)なんですが、なんだかんだ言っても、夏の始まりにフランスのあの美しい日差しに満ちた景色を自転車が通り抜ける画面を見てるだけでつい心が躍ってしまいます。

で、今回からファムが始まるということで、いつもだったら男子のツール最終日、シャンゼリゼのフィナーレを見ると一足先に「ああ、もう夏も終わりね」という切ない気持ちになるんですが、なんてったって、今回はシャンゼリゼからスタート。そして、この日を待ちわびていたであろう女子選手たちの歓喜の爆発に、じーんとしてしまいました。レースは男子の3週間に比べ1週間の短い日程で盛り上がるかちょっと心配してましたが、なんのなんの。長丁場での駆け引きとはまた違う毎日乱気流というか、劇的な展開でレースの初心に帰るような面白さがあり、最後までハラハラしっぱなしでした。フィナーレが昇り切っての山を制したところで、クタクタの選手たち、でも表情にはやりきった喜びと達成感がいっぱいで、チームメイトたちと地べたに座り込んで談笑しながら喜び合う姿を見るのも、男子で見慣れたゴージャスなフィナーレとはまた違った勝負のすがすがしさもありました。来年も楽しみです。

今回のレースでは今まで女子ロードシーンを支えてきた選手たちが活躍し、優勝のマイヨジョーヌは39歳のファン・フリューテンでしたし、マイヨヴェールのマリアンヌ・フォスも35歳とベテランが活躍してたのも最高でしたね。そして、夏の日を駆け抜ける選手たちを見た世界中の女の子たちが「わたしも選手になれるかも!」と胸をときめかせて、10年とかのちにそうした「ファムの幕開けを見た世代」がまた第一線で活躍するであろうと考えると、それも楽しみです。

 

それと、ちなみに、今回ツール男子はデンマークコペンハーゲンがスタートでしたが、このコペンハーゲンも、フィナーレのパリも、また今回女子の表彰台を独占したオランダも、急速に都市の「自転車化」を進めている街なんですよね。気候変動の時代、なんでもかんでも車、ではなく、自転車や公共交通、徒歩でCO2排出の少ない、また人にやさしい街づくりを進めていくのって大事ですし、そういう意味でも今回のツールの盛り上がりは希望が持てるのではないでしょうか。

もちろん、車を使う人には車を使わなければいけない理由というのがありますし、駅が遠い生活の人、体が不自由な人など車は必需品という場合や、荷物を届けてくれたり救急車だったりなど、まだまだたくさんあると思いますので電気自動車などの発展も並行して必要ではありますが、街自体がもっと車なしでも楽に移動できるような設計で改良されるのも選択肢が増えていいなあと思います。自転車や歩行者が移動しやすい街になるというのは、自転車と歩行者が専用道で分離したり、段差がなくなったりで、つまりは道、街自体の安全性も高まるわけで、車椅子の人などにも使いやすい街になるというメリットもありますし、トラムなどが走れば、バスよりも安定時間運行が出来て車がなくとも気軽に街を移動しやすくなりますしね。以前旅行で行ったアムステルダムの街はトラムに地下鉄、自転車が交通の主で、市街にあんまり車が走ってなかったんですが、それでもやっていけるならその方が空気もきれいだし、ゆったりしてていいのかもしれません。個人の生活の中ででっかい荷物とかどうするんだろう、とか、子供連れはどうするんだろう、と思ったら、でっかい荷物を運べる自転車や子供を乗せるトレーラーなんてものも当たり前の顔をして走ってたりもして、そういう発達の方向も面白いなあと思いました。

日本でもこれから再開発の際などにはそういうアムステルダム、パリ、デンマークのような環境配慮に意欲的な街づくりのアイデアのよい部分が採用されてほしいなあと思います。(ちなみに、トップのイラストのようにパヴェ、敷石のゾーンはツールの選手たちは腕の見せ所でレースの華みたいなところはあるんですが、実用的には自転車にはちょっときびしいので、実際にはもっと平らな自転車レーンが望ましいですね、はは)。

 

さて、我が家は生活インフラへのアクセスには便利な平坦地に住んでるので、なるべく車を使わずに済むときは使わず、ちょっと遠いところまで買い物などに行くときも徒歩1時間ぐらいまでなら歩きで行ったりしてるんですが、夏にこう暑かったり、荷物が多かったりだとどうしても車に乗ってしまう時もあります。自転車を一台だけ持ってるのですが夫婦で出かけるときには使えなかったので、このファムの感激にあやかってこの機会にもう一台自転車を買い足してもっとあちこち自転車で行こうかなと思いました。なにより、自転車で風切って走るの、楽しいですし、自転車なら前のかごに米、背中に猫の砂背負って、ぐらいの荷物なら余裕でいけますしね(勾配20%激坂とかは無理ですけど!)。

ただし、自転車とはいっても、車輪が付いててスピードは出ます。日本はまだ道路事情が必ずしも自転車向けでないところも多々あるので、くれぐれも安全運転は大事ですよね。徒歩で歩道を歩いてると、たまにすごいスピードで後ろから自転車に追い抜かれることがあるんですが、うっかり少し歩行者が横にズレたりしたら激突大惨事なのではとひやっとします(特にわたしは路傍に生えてる草とか気になってついついリアル道草しがちなうっかり者なんで...)。車を持ってる人は道路交通規則を一通り習ってるはずですが、歩行者とサイクラーってそうでもないんですよね。道路交通規則の教育機会を増やすのも大事かも。

菜食晩酌日記 第8回 広義の冷やし中華

冷やし中華が好きです。しかし、世の中的に冷やし中華の具材として公認されているのは、

きゅうり

ハム

トマト

錦糸卵

みたいな感じなのではないでしょうか。これ、一個もかぶってないじゃん!というわけで、冷やし中華と名乗るのはおこがましいのですが、私の中では「ラーメンが冷えててごま油の香りの効いた酢醤油だれで野菜がのっかってるもの」は広義の冷やし中華と認識しているのでこれは冷やし中華です。菜食なので卵はなしとしても、ゼロミートのハムとか、トマトとか、きゅうりもあるとそれっぽくて良かったのになーとは思うんですが、食べたいと思いたった時に在庫がそんなに合致するわけではないのが家庭料理の常、冷蔵庫と相談した結果これらの具材しかなかったんです。というわけで、のっけたのは

ベランダ栽培のかいわれ

レタス(最近レタス安いですよね!)

大豆ミートそぼろを少し甘辛く煮付けたもの(炙った油揚とかでもいいと思う)

コーン

紅生姜(紅生姜の在庫は豊富にある)

 

でした。これはこれでおいしいよ!全日本冷し中華愛好会的な人には怒られるかもしれないけど...。あ、あと私の中では、タレは酢醤油系が断然好きです、ゴマだれとか、それはもう担々麺とかの方向性であっておいしいけど冷やし中華じゃないのではないか、とお前が言うな的な変なこだわりがあるのであった。

 

あとは、例によって冷凍のがんもどきと、ピーマンとなすで煮びたしにしました。くたくたのなすとピーマンが好き。ちなみになんでしょ、このぞんざいにのっかった白っぽいシート状の謎物体。これは「すりおろして冷凍した生姜」でございます。生姜保存については、わたしもご多聞にもれず長い逡巡の歴史をたどり、酢に漬けるとか、水につけるとか、新聞紙に巻くとか、いろいろ試してみたのですが、最終的にたどり着いたmy第1位は、

「すりおろしてジップロックに平たく薄べったく広げて入れて冷凍」

です。平べったくすることで、使う時に使う分だけポキっと割って使えます。これが一番風味も損なわず保存も使い勝手もよく、生姜のフードロス問題にとどめを刺す最適解、これで冷蔵庫の端でしなしなになったりカビたりしたかわいそうな生姜とはオサラバよ、フフフ。ただ、このように横着すると盛り付けの見た目が壊滅的にダメな感じですね。でもすぐ溶けちゃうんで、食べる時には困らないけど、それにしてもねえ、ずぼらすぎよねえ。あ、でも最初に「生姜をすりおろす」という下ごしらえの手間があるんで、ある意味丁寧な暮らしではないでしょうか(そのぐらいでえばるな)。

 

あと、なにげに写真に見切れているお皿があるんですが、それについてはまた今度。最近、最高の菜食お手軽おつまみを見つけちゃって、はまってるんですよ。ではまた。

すべての雲には銀の裏地がついていて...

さて、次回に引き続きトップページの絵について。

今日はこちらの絵ですが、こっちは前回のようにややこしいことはなく特にあまり考えないで、音楽を聴きながらなんとなく浮かんだイメージをゆるーく描いてみた夏休みのひとこまです。

 

聴いてた音楽はこんな感じ。

 

1. Spinvis - Weekend naar Lascaux

 

夏の週末、彼女のお父さんのBMWを借りてラスコー洞窟を見に行った、そんな若い日の思い出の淡いスケッチ的な。

 

youtu.be

 

2. My bubba - Island

 

竜宮城に漂いつつ、恋人にあやまりたい、あやまれない、そんな気持ちを歌うかわいらしい歌。

 

youtu.be

 

3. By the Time It Gets Dark · Yo La Tengo

 

Fairport ConventionのSandy Dennyの曲ですが、このYo La Tengoのこのバージョンが好きですね。(と、言っても、他にはティーンエイジのノーマンがやってるNew Mendicantsのバージョンしか知らないけど、ちなみにそっちも好きです)

鈍く輝く夕暮れの後には秋がやってくるのであった。

 

youtu.be

どれもめちゃ名曲なんでおヒマな方で興味があればぜひご一聴あれ。

ではでは。

夏をめぐる宇宙と地上のお話

トップページのイラストを季節ごとに変えようと思いつつ、ついついあまり変えないのですが、一応夏バージョンにしました。んで、それにちなんで、一枚ずつ絵にまつわる話をしようかなと思います。

今回はこちらの絵についてです。

この絵は幾つかの最近のわたしの関心事をちりばめています。

 

1.

夏休みといえば、「夏の大三角形」を探して眺めたりとか、宇宙展やプラネタウムに行ったり、はたまたおそらくスターウォーズを見に行ったりした思い出が関係してるのか?なんとなく宇宙にわくわくした子供の頃の記憶があります。

そんな夏の始まりにふさわしく(?)、先日、NASAが新しく打ち上げたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からの初画像が届いたというニュースがありましたね。いやもう、写真に写る宇宙の鮮明な美しさにびっくりしました。こんなことになってるのか、宇宙!まるで宝石箱ぶちまけたみたいだね!(そういえば昔、宝石箱というアイスもありましたね)と、楽しくニュースをたどっていたのですが、そのついでに、こういう話も知りました。

www.scientificamerican.com

 

自らもクィアと公表している理論物理学Chanda Prescod-Weinsteinが執筆したこの記事によりますと、なんでも、この宇宙望遠鏡に名前を冠されているのは1950〜60年代のNASAの長官ジェイムズ・ウェッブ氏なのですが、命名については異議の申し立てがあったのです。

 

マッカーシズムの時代のアメリカでは、その一環として共産主義者だけでなく、同性愛の人々などの迫害もあり、連邦政府による同性愛者の職員大量解雇などもあったそうで、それは「ラベンダー恐怖」の時代と呼ばれています。それで、くだんのジェイムズ・ウェッブ氏は、その性差別的な政策に加担していたとみられ、NASA長官としての功績はあったとしても、果たしてその事を無視して望遠鏡の名前として栄誉を称えられるにふさわしいのだろうか?ということらしいです。

 

 

結局、1,800人以上の天文学者が署名した名称変更の要望は聞き入れられず、名称はそのままになってしまいました。

社会の価値観が改善されていくにつれて、昔ある業績を残した人物が他の面では良い評価ばかりできない面も抱えている事がつまびらかになるという事例は最近多いですね。その人の功罪の「功」の部分が社会に役立ったのが確かだったとしても、「罪」というか、関わった差別の問題にほっかむりして、いいところだけしかなかったように「今」また評価してしまうことで、差別された当事者や社会に「その差別は今も大した問題ではない」というメッセージを新たに与えてしまうのではないか、ということは問われますし、問われているのはジェイムズ・ウェッブその人だけでなく、今その名を冠していいとしたままであるNASAの体質や、問題を知らずに済んでしまうわたしを含めマジョリティでもあるということなのですね。

記事の中では、実際にLGBTQIA差別はまだ現在でも科学界や政府組織の中に存在し、過去の問題として片付けられないという現状も紹介されています。Weinstein氏は「モニュメントや施設に個人の名前を冠する場合、こうした問題は常に起こるやっかいな問題です。どんなヒーローも完璧ではないのです。」と言っていて、確かに、そもそも人の名前である必要があるのかな、という気もしますし、なにより、その望遠鏡が届ける輝きを見るたびに、自分たちへの差別の歴史や現在進行形で自分たちの問題が社会的に軽視されているという事実に向き合わされてしまう人々がいるというのは悲しいことではないかと思います。

最後にWeinstein氏は、それでも名前をつける慣行を続けるならば、あるいは宇宙望遠鏡にハリエット・タブマン氏の名前をつけるのはどうだろうかと提案しています。ハリエット・タブマンは20ドルの顔にもなった、黒人女性です。なぜ彼女なのか?理由はこの人物の人生と空の星の意外な関わりにあります。

19世紀に黒人奴隷だったタブマンは、奴隷主の元から逃亡しました。長い逃避行の道筋、タブマンが頼りに辿ったのは、暗闇に輝く北極星だったそうです。その後、たどり着いたフィラデルフィアタブマンは他の多くの黒人奴隷が逃亡するのを助けた「地下鉄道」の車掌になりました。

確かに宇宙を知る事が人類の英知や繁栄に寄与するのなら、そのまさに正しい使い方により導かれた先人の名が、今度は未来の人々に社会がどうあっていくべきかを導く手がかりとなる、というのはよいアイデアではないかと思います。

タブマンの話はありませんが、命名問題の概要はこちらに日本語の記事もあります。

wired.jp

というわけで、望遠鏡を通じて、美しい宇宙の果ての新たな発見を見ることができるのは喜ばしいですが、その一方で人類は今やこんなに高度に遠くを見通せる技術を持ちながらも、今日でも地上に生きる、すぐ目の前にいる人々の苦痛が見つめられないままになってしまっている、という問題も考えさせられたのでした。

 

2.

夏休みになると、宇宙へ海へ山へと外界への憧れも募るいっぽう、読書の思い出もあれこれ蘇るのは、子供の頃に「課題図書」みたいなキャンペーンがあったせいでしょうか。それとも、読む時間が豊富にあったせい?ムーミンやプーさん、アラン・クォーターメイン、夏への扉、なんとなく読んでた時の部屋の感じや気温、空気感、夜の読書灯の明かりの色などもセットで覚えてる感じがしますね。

わたしが特に今でも夏に読み返したいのが、ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」です。

冒頭でダグラスが、今自分が「生きている!」を発見するくだりのみずみずしい描写を始め、この物語は眩しい光の中にはっきりと残酷さが織り込まれている、生と死、幸福と不安についてのお話なのだなあ、と感じます。

そして、自分が歳を取り、視座がだんだん人生の始まりから後半戦へと移り変わっていくことで、かつて読んだ時とは違う部分に発見があり、日差しが作る影について思う部分が年々色濃くなってきた気がします。もっと歳をとってから読んだら、そのときはまた違う本になっているのかもしれません。

人生に起こるたくさんの「特別な瞬間」は、マッチ箱の中に取っておいた雪のようにはかなく頼りないものでもあり、けれどもこの小説の中では、まさに夏を封じ込めた「たんぽぽのお酒」のようにいつも芳醇に保たれてもいて、本を開くたびに読者はその甘さと苦さを味わえるというわけです。

 

3.

子供の頃は夏休みは永遠に続いてほしいと思ったりしたものですが、そういうわけにもいかず、また、夏から「休み」が切り離された大人になってみると、この焼け付くような暑さは体にこたえますね。早く涼しくなってほしいもんだ、と思うのですが、今年もヨーロッパでは猛烈な熱波が襲っていて、気候学者たちが「未来を長期的に見れば、この夏がこれからの100年で一番涼しい夏となるだろう」といううれしくない予言(といっても、科学的事実から推測されるシナリオですけども)をしています。どうにか止めないとと思うんですが、どうやって?まあ、少なくとも皆が「なんとかしなければ」と真剣に考える必要はあるのかも。見上げれば遠い宇宙にはロマンがありますが、足元を見れば燃えてるのですよね。うーん。

 

 

 

 

 

 

 

今週のお題「SFといえば」 

菜食晩酌日記 第7回 献立荒野を救う高野豆腐


この日の献立は、焼うどんと高野豆腐のフライでした。

冷蔵庫を見たら、あらなんか野菜が少ないわね。そして米もない(ちなみに、その後米を買いに行ってなくてこれからしばらく米不足の献立が続きました)。そんな時には冷凍してあったうどんを使って残り野菜をかき集めて焼うどんと、さてはてもう一品。そうだ、高野豆腐のフライでもするかな。

 

焼うどんは、特に説明の必要もなく焼うどんなわけですが、我が家の冷蔵庫は紅生姜を切らしたことがないので安心です。この日はもう一品が揚げ物だったんで、うどんの具は野菜だけであっさりめにしましたが、大豆ミートのそぼろとか、油揚げ入れるとまたおいしいですね。

ところで、焼うどんの味付けってみなさんどうしてますか。わたしは、醤油だけ!というシンプルなやつが好きです。ソースとか他の調味料を入れるより醤油だけが断然好みで、ニンニクとか生姜もいれないのが、素直なうどんちゃんの良さを引き出すような気がするんですよねー。特に、ソースを入れると「お前は焼きそばになりたいのか」みたいなどっちつかずな残念さがちょっと醸し出されるような...(個人の感想です、ごめんねソース入れる派のひと!)

 

高野豆腐のフライは、まず高野豆腐を戻して、ちょっと生姜じょうゆとかめんつゆとかにつけて下味をつけときます。しばらくつけたら軽く絞って、厚み方向に半分に切れ込みを入れ、そこにベランダに生えてたシソと、植物性チーズのスライスを挟んで、小麦粉を溶いたバッター液と、冷凍庫にあったパン粉をつけてフライパンで揚げ焼きです。

フライをするときのコツ、それは

「バッター液をつける手とパン粉をつける液を分ける」

ということに尽きます。うっかり一つの手で両方の作業をしちゃうと、あーら、手が揚げ物Readysteadygo状態にすぐなっちゃいます。しかし、やってるとだんだん自分でこんがらがってきて、なかなかそううまく分業できないんだな、これが。

 

あとはソースですが、普通にソースと、もう一種類冷蔵庫にあったレリッシュとマヨドレを合わせて即席タルタルソースを用意しました。肉などのカツとは違いますが(どっちかというとはんぺんとかのほうが近いかな?)、ボリューミーなおかずが思い立ったらすぐできる、ああ乾物って便利ね。

 

乾物は味噌汁にも大活躍。白きくらげ、わかめ、干し椎茸、お麩なんかがあると、いつでもすぐに味噌汁が飲めますね。この日はわかめと白きくらげに、ネギの切れっ端とほうれん草でした。

 

ではでは。晩酌日記のときは絵がないので、強引に「今日のスケッチブック」というカテゴリを作ってそれも一緒に運用してみることにしました。

揚げ物のあとは床掃除しないとね!

 

雑誌「芸術新潮」と書籍の仕事紹介

雑誌「芸術新潮」8月号 特集 「シャネルという革命」にて、シャネルにまつわるフランスの地図や、関わった芸術家の似顔絵などのイラストを描いています。

ちょうどツール・ド・フランスもあったんで、わたし的にフランスの地図をよく見た今月でした。あーフランスやっぱりすてき、また行きたいなー、でもまさに「 ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し」ですねえ...こんな世の中ですし。

ディアギレフ、ストラヴィンスキーピカソコクトー、ルヴェルディ、ダリとそうそうたる顔ぶれです。

シャネルの華やかさがたっぷりで、楽しい特集です!おしゃれっていいなーとうっとり眺めてしまいますね。

 

話は変わって、現代書林から8/4に発売になる書籍「一枚岩の経営チームをつくる エグゼクティブコーチング」(吉里彰二 著、敬称略)にもちょこっとカット(帯にもあります、わかります?)を描いてます。ほんとちょっとなんですけど、ちょっとカットを描いてるという仕事も結構あります。まとまった仕事の合間にちょっとの仕事をするのも気分転換になってよいので、こういうのも楽しいです。ご本の中身ですが、読んでると「頼れる経営者」像が湧き上がってきて、こういう理想の上司と仕事ができると頼もしくて職場の雰囲気もモチベーションも良好になりそうです。わたしにもエグゼクティブコーチがほしい(切実なぼっち自営業)

 

 

菜食晩酌日記 第6回 ガレットっぽいもの

この日はそば粉のクレープ、ガレット的なものを作りました。本場のガレットは生地に卵を入れたり、一晩寝かせたり、とかするみたいなんですが、菜食ですので卵は入れないし、なんちゃって30分クッキングですので寝かしたりするわけがない。なので「ぽいもの」です。こちらは、そば粉、コーンスターチ、炭酸水で生地を作ってすぐ焼きました。

材料に炭酸水がありますが、わたしは夏の間、「ソーダスパークル」という炭酸水生成キットを使っています。自分で作ると使い捨てペットボトルの大幅削減にはなりますね。ソーダスパークルはよくある他のスタンド型ソーダ生成装置よりも装置がめちゃシンプルで、カートリッジはスチール製なので自治体の資源ごみに出してリサイクルする事ができます。でも、炭酸水って、CO2だよね?とも思うんですが、こうした飲料などに使われるCO2はもともと産業由来で、大気中に廃棄されるはずだったものを回収して再利用しているらしく、炭酸水自体での排出量増加にはならないらしいです(詳しくはこちら)。世の中複雑なんでよくわからないんですがとりあえず控えめに消費しています。

ガレットはその昔渋谷とかのオシャレーなお店で食べた事があり(あの地下にあるすてきなお店、まだあるかしら?)、確か生地が薄くて端のほうなんかちょっとカリッとしてておいしかった気がしますが、今回は生地を作る時どのぐらいゆるくしたらクレープっぽくなるんだっけ?というのをすっかり忘れておりまして、結構硬めの生地にしてしまったため、「厚くてふわっとしたやつ」つまりパンケーキ的な仕上がりになってしまいました、失敗しっぱい。もっとシャバっとした生地でよかったのね。しかし、ガレットとしては失敗してますけど、食べ物としてはおいしかったのでよしとします。中に入れたのは、ブロッコリーとかアスパラを軽く茹でてゼロミートのソーセージ(まだあった)と炒めたものと、植物性チーズです。写真では1枚ですけど、実際は2枚食べました。お店みたいにでっかいサイズで作れたらよかったんですけど、フライパンが小さいので。

写真にはありませんが、ガレットといえばシードル。なんで、無濾過のシードル飲みました。シードル、ジュースみたいなんでごくごく飲んじゃいますね。ほほ。話戻りますが、おしゃれガレット屋さんでシードルをカフェオレボウルで飲んだ思い出から、そういや「ミツバチのささやき」という映画でカフェオレボウルというものの存在を初めて知った事とか思い出しましたがそういう思い出わかるわかる、というあなたは同世代ですね。我らの青春時代はどうしても単館系ヨーロッパ映画へのキョーレツな憧れがベースになってますね(と、どこのだれともわからないだれかにやや強引に共感を強要するのであった)。

 

奥に見えますのは、ザ・冷凍食品です。ひとつ凝った料理を作ったらもう力尽きました。業務スーパーに売ってるベルギー製のハッシュドポテトと、以前池袋の「ベジタリアン・ブッチャー」(すごい名前ですね)というプラントベースミートの専門店で買った冷凍食品のチキン風のプラントナゲット(確かこれ。これはヴィーガンOKと思います。ちなみにベジタリアン・ブッチャーの商品は全部がヴィーガンOKではなく、ものによっては卵とか入ってるみたいなんでヴィーガンの方はご注意あれ)です。ハッシュドポテトのほうはお手頃価格ですが、ナゲットはまあまあ高いですね。試しに買ってみたんですが、味は濃いめでおいしいです。ケチャップのかけ方が適当なのは、最後のほうなんで絞ってちょっとぶしゅっと出てきた分だけ、という情けない理由でした。

それと、デザートは前の日に作ってた抹茶寒天プリン。これはyoutubeヴィーガン料理を紹介してるみっちゃんというプロの方のレシピで作っています。みっちゃんのより黒いのは、前の日にすでに黒蜜かけて放置してたせいで、作りたては動画みたいにきれいな緑色だったんですよ!

レシピ動画はこちら↓

youtu.be

みっちゃんのレシピ、他にもいくつか試してみてるんですけど、さすがプロ、どれも「おいしくなるコツ」が押さえてあって間違いのないおいしさです(おいてぃー)。しかも難しくないので好きですね。でも、ビデオ見てると、プロなんで惚れ惚れするほど調理が丁寧で野菜の切り方なんかもぴしっときれいで、雑に生きてるわたしは見てるうちに恥じ入るばかりです。

 

ところで、なんか、晩酌日記ばっかり書いてるとイラストレーターのブログであるというレゾンデートルが揺らいできている気がしなくもないので、最後に脈絡なく絵でも貼っときます。こりゃこりゃ。ツイッターで時々、スケッチブックに描きためた絵をもったいないんで上げてみよかなと思いまして、今日はこれです。

 

仕事の紹介です

仕事の紹介です。

歯科情報誌「nico」さんの特集ページのイラストを描いています。マウスピースによる歯列矯正についての最新事情です。従来型のワイヤー矯正との違いやメリット、注意点などが紹介されていて、歯列矯正に関心のある方には興味津々のお役立ち特集ではないかと思います。イラストもふんだんに入ってます!

 

ちなみに、わたしも歯並びはあまりよくないんで、「人生やらなくて残念だった事リスト」に歯列矯正は入るんですけど、もう今更いっか、とも思ったり、でもまだやってみたいなとも思ったり。健康に歳をとりたいんで歯並びがいいと磨き残しとか防げていいような気がするんですが、自分に甘いだらしない人なので矯正をやりきれるような忍耐力もなさそう。うーむ。でもちょっと憧れです。

 

菜食晩酌日記 第5回 正解を知らぬ食べ物 ケークサレ

この日の献立は、ケークサレコールスロー、豆腐のステーキでした。

ケークサレ(Cake salé)というのはフランスの惣菜パン的なものらしいのですが、実はわたし、「本物」(?)を食べたことがありません。何を持って本物というのかもよくわかりませんが、まあ、お店とか、本場のフランスのシェフが作ったの、とかそういうの食べたことがないです。というのも、菜食になってから知った食べ物は、菜食でないものは外食してないからなんですねー(こういう「正解を知らない食べ物」結構あります)。しかし、レシピを見たりするとうまそうである。要はアレでしょ、パウンドケーキ的なものにおかずぶっこめばいいんでしょ!というわけで、見よう見まねで作ったらおいしかったし、しかも簡単なんで、時々作ります。

うちのレシピとしましては、

 

薄力粉をカップ1と1/2ぐらい、

米粉カップ1/2ぐらい、

砂糖大さじ1、

塩小さじ1ぐらい、

ベーキングパウターを小さじ1〜2ぐらい、

 

と粉関係をボウルにいれて小さい泡立て器で満遍なく混ぜまして、その後

 

カップ1/4ぐらいに豆乳を合わせて

全体でカップ1ぐらい

 

を、小さい泡立て器でかき混ぜて乳化させてから粉に投入、それと

 

超小さいボウルにチアシードのパウダーを水で溶いてどろっとさせたもの

 

も加え(これをいれると卵のかわりにつなぎ感ともっちりというかしっとり感が出ます、なければ省略可です)水分が足りなければ様子を見て少し水とか足して生地をホットケーキというかパウンドケーキの時ぐらいの生地のゆるさになるよう混ぜます。

(泡立て器の小さいやつ、粉のダマ消したり、油の乳化とかドレッシング作るのに手軽に大活躍でかなり好きな台所道具)

 

そこに一口サイズに切って塩コショウで炒めた野菜やきのこ、植物性シュレッドなど「入れたらおいしくなりそうなもの」を適宜入れて一緒に混ぜ、パウンドケーキ型で180度で35分ぐらい焼きます。この日は上にトマトのスライスと植物性シュレッド、コショウも乗っけて焼きました。

 

なんて「ぐらい」が多いレシピなんだ。そうです、いっつも適当です。あ、忘れてたんですが、確かこれには小麦胚芽も大さじ2ぐらい入れてたかも。小麦胚芽、栄養的にもよいですし、風味もよくなります。それと、具はズッキーニ、トマト、玉ねぎにゼロミート↓

zeromeat.jp

という大豆ミート製品のソーセージタイプを刻んで入れています。これ、本当にソーセージっぽい(たぶん)し、おいしいです。なんか昔子供のころ食べてたお弁当に入ってたソーセージの懐かしい味わいがあるというか。わたしは近所の東急ストアで買いました。最近他にもこういう商品増えてますが、他社さんのは割と「大豆ミートと動物性原料のハイブリッド」みたいなものが多い中、こちらは動物性が全く入ってないんですが、従来の大豆ミートとは一線を画すそれっぽさ!(ふたたび、たぶん)なので菜食でない方にも全然違和感ない感じなのでは?(注・別に食べ比べとかしてないので単なる主観ですが)。

というわけで、ケーク・サレ、大変おいしかったです、なんか食べ過ぎた気がするけど。

 

 

コールスローは好物なのでよく食べます。植物性マヨネーズ(わたしはよく「マヨドレ」という製品を使います。たいていのスーパーに売ってて便利な定番品です)、

酢、塩コショウ、それとニュートリショナルイースト亜麻仁油も入れると菜食の人が不足しがちな栄養もちゃんと摂れますね。酢ファンクラブなので酢が多め。

 

あと、豆腐ステーキですが、これはフライパンに油ひいて刻んだニンニクを入れ香りが立ったところに平たく切った木綿豆腐(水切りしてもいいけど、しなくても別に困りはしない)を粉とか別に何もはたいたりせず入れ、軽く揺すりながら焼いて、塩コショウして片面いい感じになったらフライ返しでひっくり返しもう片面も焼くだけです。それで、それをお皿に盛りつけたら、フライパンにニンニクが残ってるんで、醤油をフライパンに足して温めソースにして、豆腐の上からジャーとかけるという塩梅(注:丁寧な暮らしの人は豆腐焼く前にニンニク一回取り出しておいて後でまたフライパンに戻して作ると焦げ焦げじゃなくて吉です、わたしは焦げ焦げ上等のズボラーなんでそのままです)の適当バージョンです。超シンプル、つか単なる「焼きやっこ」と呼ぶべき?ものなんですが、めちゃおいしくて満足感ありありなのでオススメです。

 

なお、大根ステーキとか豆腐ステーキとかしいたけステーキとか、肉じゃないものにステーキと名称がついてると「それってステーキって言うの?」って思う人も多いかと思うんですが、というかわたしもそう思うというか多分よくわからん和製英語だと思うんですが、それらなんちゃってステーキ勢は便宜上「ステーキみたいにフライパンでじりじり焼くやつ」をステーキと呼んどこ、みたいな感じですよね、世間の運用としては。で、その肉じゃない系のステーキ、「えーそんなの焼いただけじゃん。つまらん。」と食べる前は思われると思いますが、食べると野菜炒めなどとは違ううまさがあり、それぞれの素材に適した火加減で焼いたものはそれぞれ実にうまかったりします。なんだ、焼くだけでたいていのものはうまいのね。フライパンえらい。あ、あとやっぱり、ニンニクがいい仕事してるんじゃないでしょうか。ニンニクえらい。

 

あと、余談ですが、電力消費が気になるこの頃、オーブンはちょっと省エネじゃなかったかも、と思ったんですが、この日はそこまで逼迫してなさそうだったので(日々の電力需給状況は資源エネルギー庁のページで見ることができます)。まあでも最近そんなわけで、せめてもの罪滅ぼしにというか、使ってないウォームレットとか待機電源とかまめに切ったり部屋もいつもより暗くムーディに?して対策してますが、冷房だけはどうしてもつけちゃいますね...つけないと死む。

しかし、自分の周りにすぐあるこの暑さ、太陽、熱!せっかく豊富にあるんだから、なんだったら太陽光発電やら太陽熱やらに変換して自分ちで使えたらいいのになー。そうできるお宅もあると思うんですが、集合住宅だったり賃貸だったり、家を建てるにもそこまで予算がなかったり、まだまだ多くの家庭ではそんなの絵に描いた餅で、世の中ままならなくてもったいない。いますぐ省エネ住宅にみんなが住めるように整備したらいい気候変動対策になるのになー(↓参考)。

 

project.nikkeibp.co.jp

 

 

 

 

 

菜食晩酌日記 第4回 タコライス、きのこのバルサミコ炒め

このシリーズ、第何回とか番号ふる必要あるのかな、とかタイトルも普通に料理名書いた方がいいのかしらん、とか試行錯誤なのですが、そんなわけでこの日のご飯はタコライスと、各種きのこのバルサミコ炒めでした。

タコライスはレタス、ピーマン、ラディッシュ、かいわれなどをごはんに山盛りどっさり乗せまして、大豆ミートのそぼろタイプを市販のサルサスパイス(粉末で原料に動物性のないものがあり、スーパーやカルディなどで買えます)で炒めたのを乗っけ、トマトをざく切りにして乗っけ、植物性シュレッドとニュートリショナルイースト(チーズみたいな味の酵母です、ビタミンB群が豊富)をかけた簡単メニュー。最近植物性の代替食品が増えて本当楽チンです。これ、真上から撮ってるんで分かりにくいかもしれないんですが(いや分かるかな)、びっくりするぐらい野菜を積み上げており、標高15cmぐらいになっております。なーに野菜なんで茹でたら「え、こんなしかないの?」な感じなんで楽勝ですよ。

 

大豆ミートは、わたしは長らく通販で乾燥タイプのものを買ってるんですが、これは超便利素材でとにかく日持ちがするので買い物に行く暇がない時にすぐ主菜級のものを作れます。一度この便利さを知ってしまうと手放せません。まあ、大豆ミートに限らず他の乾物も同様の理由で常備しまくってますが。乾物はグータラ人間の味方!

さて、そんな大豆ミート、戻すのにこつがいるとか思われるかもしれませんが、ボウルでお湯で5分〜10分ぐらい戻すだけです。そぼろタイプの場合は特に、トマトソースとか水分の多い料理に使う時はもう戻さずにザラーっと乾物のまま鍋に投入しちゃったほうが食感がちょうどいいぐらい。なのですが、使い慣れないビギナーの方は「大豆くさいのが嫌...」みたいなのがあるかもしれないんで、その場合戻した後何回か水洗いして、味付けもニンニクとか効かせた濃いめの味から試すとよいのではないかと思います。使い慣れると「大豆の匂い?なんだっけそれ」というか、そもそもたぶん最初に大豆ミートに触れる人の違和感というのは「肉と違う!」みたいな感じだと思うんですが、使ってると「これはこういう食材」という心の価値観が確立するんで、全然大豆ミート大豆ミートのままでそのままの君が好き、みたいな感じです(もう肉の味はすっかり忘れた個人の感想なんで、万人に当てはまるかどうかは不明)。

 

なんですが、上記の話を若干ひっくりかえしてアレなんですが今日のタコライス大豆ミートはヨーカドーでパックで売ってた「すでに戻してあるやつ」を使用してます。楽ですねー、これ。ただ、トレーのごみが出るんで、その辺やっぱり乾燥のほうがいいかも。でもスーパーで気楽に買えるようになったのは喜ばしいので時々買って応援しています。トレーってリユーザブルのとか開発されないもんですかね。ううむ。

 

大豆ミート話が長くなりましたが、もう一品のきのこのバルサミコ炒めは、ニンニクできのこを炒めて、醤油、バルサミコ酢、赤ワイン、胡椒みたいな感じです。なんか色が濃くて見た目的には地獄から来た微妙な食べ物にみえるのでせめてアサツキでも刻んでかければよかった。でも味はおいしいんですよ!見た目通りちょっと濃いめですがワインとかビールのお供にグーです。

というわけで、この日も15分で晩めしコースでした。夕飯スピードキング。