saoriotsuka-diary

イラストレーター大塚砂織の由無し事を綴るページです。仕事の紹介もしますが、ベランダ園芸の話やたわいない話が多いかも。

菜食晩酌日記 第14回 ワンプレートはお子様ランチの郷愁

あれ、カレンダーの紹介するんじゃなかったんかい。と思われますかもしれないのですが、こちらも最近ごぶさただったんで、先に書いてみました。

 

うちで夕飯によく作るメニューとしては、パスタとワンプレートがありまして、一週間のうち3日がパスタで2日がワンプレートで残り2日がなんか別の料理、みたいな感じかもしれません。だってパスタとワンプレート、楽なんだもん。で、今日はワンプレートについて書きたいんですが、我が家におけるワンプレートの定義というかルールとしては、たいてい

・玉子風にスクランブルにした豆腐(スクランブル豆腐)が入っている

・一品は加工食品で済ます

・フライパン一枚でできるものをいくつか組み合わせる

・サラダ

という感じです。

ワンプレートというのはよく考えると、普段ご飯をついで、おかずを別のお皿で出して、というのを「一枚のお皿に盛っただけ」ではないかとも思うんですが、ワンプレートの時には「おかずは少ない量で品数多め」という感じなのです。品数多め、じゃあ作るのいつもより大変じゃん。という気がしますが、そこでスクランブル豆腐と加工品が1品というルールと、他のおかずはいつも作るより簡易なもの、フライパンで炒めただけ、みたいな感じにすると、普通に作るよりなんか気が楽というか、実際に楽なんです。一品ずつ、作る量が少ないのも楽な原因なのかな?

それと丼ものなどでもそうですが、おかずとご飯が混然となってる感じが楽しいし、幕の内弁当みたいな「いろんなものをちょっとずつ」の楽しみがあります。

こういう菜食のワンプレート、「ブッダボウル」と言うらしくもあるんですが、ブッダボウルはもうちょっとサラダっぽいというかフルーツなんかも入ったおしゃれさんな佇まいであるような気がしますが、うちのは庶民派定食風ですんで、なんかブッダボウルを名乗るのは気がひける。ような気がする。

 

で、実際どういう感じかというと。

この日はですねえ、カルディでベジタリアンチリビーンズというのが安売りで売ってまして、どうも完全菜食でもいけそうだな(乳卵なども入ってなさそう)と思って買ってみたのでこれを添えて。わたしチリビーンズってあんまり馴染みがなくて、どんな味かなと思ってましたが、なかなかおいしかったです(ちなみに、チリビーンズとベークドビーンズってどう違うんだろ、辛さ?両方馴染みがない)。これ、大豆ミートが入ってるんですがそれもくせがなくて食べ応えがあって結構良かったです。

あとはトマトとうちのロケットやレタスのサラダ。秋になると葉っぱもの、サラダ野菜が育つようになるんで豊富にあります。一番食べたい夏にはうまく育たないんですけどね。(秋冬には冷たいサラダとかイマイチ食べたい感じがしない、というのもなくはないんで若干ニーズとあってない感じもしますが、いいのだ、葉っぱ好きだもの)

空中サラダ。ほほほ。

もう一品は高野豆腐を薄切りにして、黒酢あんかけ野菜炒めみたいな感じ。これも定番で、黒酢あんかけが好きなんです。

 

またある日には。

きんぴらごぼう大豆ミート入れた野菜炒め(これは確か生姜じょうゆ風味だった)、ゼロミートのハンバーグを半分、スクランブル豆腐、といったあんばいです。こういうワンプレートにわかめスープとか味噌汁とか簡単な汁物をつけるのが定番。

 

またある時は。

この日はそぼろ風の大豆ミートを豆苗とかエリンギとかと甘辛風味に炒めたものと、アサヒコさんという会社から出てる焼肉風の大豆ミート「大豆のお肉 焼肉」というものとスクランブル豆腐でした。そぼろ風の自作おかずのほうがガパオライスとかみたいな(?)これはこれだけでひとつの献立としてほぼ完結する感じのものになってたんで、他のおかずの品数が少なめでしたね。

 

こうして見ると、なんとなく子供の頃に食べたお子様ランチ的でもありますね。お子様と違ってお酒とともに食べてますけど。

 

ワンプレートの時に大豆ミートなどの加工品を使うことが多いのは、加工品って子供の頃に好きだった記憶があるので、お子様ランチ的、お弁当的なコンセプトと合う印象が個人的にあるからかもしれません。そして、ワンプレート、何と言っても作る時も食べ終わった後も洗い物も少ない。栄養のバランスもまあまあいいんではないかしら(正直あんま気にしてないけど、てへへ)。楽チンです。ちなみに、そんなにいっつも豆腐スクランブルで飽きないの?と思われるかもしれませんが、わたし豆腐スクランブル、好物なんで飽きないんですよねー。というか、ワンプレートの時にないと物足りない。いちおうレシピをば。

 

豆腐スクランブル

材料

・豆腐(木綿のほうがよい。水切りしたらもっとよいけど省略しても大丈夫)

・塩、特に、できれば「ブラックソルト」という硫黄の香りの塩を使うと卵みたいなよい風味が出て吉です。塩だけで香りを嗅ぐと「わ、硫黄!」って感じなのに不思議ですねー。

ターメリック(色というか雰囲気つけに)少し

ニュートリショナルイースト 入れると味がよりおいしくなるけど、ないなら省略可。

・マヨドレなど植物性のマヨネーズ

・胡椒

 

作り方

豆腐をフライパンで炒めて、調味料を全部適宜入れて、水分がいい感じに

飛ぶぐらいまで火を通す(この時水分が多いとちょっと豆腐がはねます。水切りするとポロポロ感のある仕上がりですが、水切りしないと半熟卵的なやわやわな感じになります)

最後に皿に盛ってからさらに「追いブラックソルト」をすると香りが立ってよいです。

 

ではではー。

 

noranohaで今年もカレンダーなどの販売始めました!

いやー、すっかり遅くなってしまい年の瀬も近づいてまいりましたが、やっとウェブショップnoranohaで今年のカレンダーなどを販売しました。カレンダーのイラストにつきましては、これからしばらく1枚ずつブログで紹介していこうかなと思います。

 

 



他にも、モビールを陶土で作ってみました。こちらは1点ものを3つ作りました。それぞれオーナメントの柄が微妙に違っています。

前から試作してたんですが、やっと納得できる形になりましたので。

どう違うのかというと、ふくろうの模様だったり、黒うさぎと白うさぎがいたり、またオーナメントの裏面の幾何学模様の組み合わせもランダムです。

もし購入希望の方が多かったら、今後ももっと作りたいなと思っています(作るのはいくらでも楽しくできるんですが、いかんせん在庫を抱えると家の収納が限界なんで大変なことに...)。

 

また、モビールで使用したオーナメントは別売りでオーナメントだけでも売っています。5つづつパックして4セットあります。

壁に飾ってみたり、クリスマスツリーに飾ったり、自分で自由に使ってもらえれば。

 

今回、けっこうこのオーナメントの作り、ラフな感じなんです。というのは、試作できっちり作ったり、形をもっと凝ってみたりいろいろしたんですが、飾った時にシンプルで少しラフな感じのほうが素朴でかわいい感じがしたんですね。これって絵にも言えることで、あまり整いすぎてるものよりも、手作りの不器用だったり整ってなかったりする部分があるほうが、人の作った面白さ、個性が残ってくるような感じがして、わたしは見るものも自分が作るものもそういう感じのものが好きだなあと。わたしの絵の原点は鼻歌歌いながらさらさら落書きする感じですので、そういう良さを絵の方でも失わないようにしたいなあと思っています。

 

ご購入はこちらから↓。わたしの作品だけでなく、おおの麻里さんもカレンダー入荷してます。そちらも超かわいい!のでぜひチェックしてみてくださいー。

noranoha.thebase.in

書籍「行動経済学の処方箋」のイラストを担当しました

中公新書より出ました大竹文雄さんの「行動経済学の処方箋」のカバー帯と中の挿絵を描きました。

本文さし絵はこんな感じです。

大竹文雄さんのご本はこれで三冊目です!訂正、これで四冊目です。一冊2005年の「経済学的思考のセンス」の書影が欠けております(書棚のどこかにあるはずなんですがまとめてあるところになかったんで勘違いしており...)。並べるとうれしいですが四冊ならべなきゃ、あとで発見したら写真差し替えますね。

今回の本では、感染症対策などここのところわたしたちに身近なテーマに対する人々の行動を経済学的視点から分析しています。最近特に現代社会の複雑さというか、「あれを改善するにはこうしたらいい、いやでも、そうしたらこっちがうまくいかないじゃない!」みたいなことの難しさを感じることが多いのですが、経済という方向から分析するとこうなってるのか、など、知らないことも多く興味深く読みました。最後のほうに人文系の学問の重要性についての章があるのですが、その中で「本を読むことで得られる能力」についてのお話があって、ひいては「本を読んでいないことで自分に足りていないものは何か」というお話なのですが、なるほどと思いました(あんまり中身を紹介しちゃうとアレなんで、興味ある方はぜひ本を手にとっていただければと思います!)。

 

さてはて、ブログの更新が滞ってしまってました。カレンダーなどを作るのが遅々として進まなくて、そういうでっかい頭の上の漬物石みたいな課題があると、「他のことはこれを終わらせてから...」とついつい先延ばしになってしまうのですね。そういう先延ばし指向の人についても、↑の本のp5で「現在バイアス」として説明されてて、ああ、耳が、耳が痛い、それまさにわたし。状態なのですが、それを克服する思考についても書かれているので実践したいのです。うん。

などと泣き言を言いつつも、やっとカレンダーができましたので、明日あたりにnoranohaにアップしてこちらでも順次詳細などお知らせしようと思っています!

菜食晩酌日記 第13回  炊き込み御飯のときの献立がわからない

秋っぽくなってくると、なんか炊き込み御飯でも食べたいわん。となるのですが、わたし、炊き込み御飯の時にいっつも若干失敗するのですよね、献立を。

 

こちらは、きのこと納豆昆布、人参などで炊き込み御飯にしまして、おかずは長芋と厚揚げをニンニク醤油ベースで甘辛く炒めたもの(上に乗ってるのは刻んだシソです)、

キャベツの塩昆布揉み、

わかめや豆腐などのスープ、なのですが。...いや、大変おいしかったんですが、これらのおかず、味濃いというかむしろ白ご飯が進むやつでは...?! そうです、多分世間的に言うと塩分が多い。炊き込み御飯ってご飯に味ついてるからおかずは淡白でよくない?って思ってるのに、和食っぽいおかずを作るとつい塩分多めになりがちなんですよねー。せめて副菜は酢の物にすればよかったんですが、なんかキャベツを茹でて、っていう工程が面倒くさかったのです。それに、酒飲みなんで、つい味の濃いおかずを好みがちなのですよね。ううむ。

 

さて、そんなわけで、炊き込み御飯のときのおかずは何がいいのかなー、と考えてみるに、逆引きで「このおかず、ご飯のおかずにならないんだけどなー」みたいな曖昧な立ち位置のヤツと合わせればいいのでは、と思うと、おでんなんかどうかしら。おでんって昔から、「ご飯のおかずにならなくない?」と思っていたのです。でも、調べるとおでんって意外と塩分多いようです、うーん(だから酒のつまみにいいんだった、そりゃそっか)。なかなか難しいものです。かぼちゃの煮物とか酢の物とか、豆腐と野菜のやさしい味付けのあんかけ、みたいな感じがいいのかな(当然ですがわたしの場合菜食という前提でおかずを考えております)。精進料理マスター的な人に教えてもらいたいわん。

ま、あんまり健康のことは難しく考えてないんですが、一般的に減塩したいなら、酢とか、マスタードとかスパイスとかトマトソースとかがいいのでは、って、ほら、和食のテーマから外れてく。和食はやっぱりちょっと、塩分が多いのかもしれませんね。ただ、わたしの場合一週間の半分ぐらいはパスタとかになっちゃうんで、和食を食べる機会が少ないかもしれず、ま、いっか(急に考えるのがめんどくさくなった)。

 

ところで、よく菜食、ベジタリアンヴィーガンの食事は意識高い系というか、もっというとコスト高い系だと思われがちなのですが、今日のような献立の場合、全然コスト高くないですし、おしゃれスーパーに行かないと売ってない、みたいな食材も何も使ってないですね。わたしが菜食を始めた頃は、大豆ミートとか代替品チーズとかそういう便利な食材は全然まだポピュラーではなかったんで、こんな感じの食材、油揚、厚揚げ、豆腐、高野豆腐、こんにゃく、ちくわぶ、あぶら麩、車麩みたいなものの魅力を発見する旅でした。特に油揚は汎用性が高く、トマトソースとかに入れてもおいしいです。実際、菜食になってからのほうが食費は安いです(ただし酒飲みなんで酒代はそれなりにかかってますけども)。

 

大豆ミートなどが普及するのが喜ばしいので応援で最近はせっせと買ったりしてますが、実は菜食が長くなってくると、なくても全然困らない、みたいなところもありますね。ただ、菜食でたんぱくというと、どうしても大豆製品とかグルテン的なものに偏りがちで、大豆アレルギー、グルテンアレルギーの人にはちょっとハードルが高いかもしれません。なので、メーカーさんなどには、大豆やグルテン以外の植物性タンパク食材も開発してくれるといいのでは、と思います。それがお肉っぽいものでなくとも、例えばえんどう豆の油揚、とかひよこ豆の豆腐、とかあったらアレルギー的な意味での選択肢も増えていいかもしれませんし、味覚という意味でも、無限の食の可能性を感じるというか、わたし的にぜひ食べてみたいかも...。まだまだ菜食市場には隠れた宝があるかもしれませんぞ、開発者の方!(って、だれよ)

 

ではでは。

 

今日のスケッチブック。

 

そういや、和食で若干めんどくさいのは「使う食器の量が多い」というのがありますね。パスタとサラダ、とかの倍ぐらい食器使う。なので、ごはんの時も「ワンプレートにしちゃう」という展開が多いです。

パーシー・ジャクソンのパンフレットの仕事など

わー、ぼやっとしてたらまた日が過ぎてましたね。

先日になりましたが、ミュージカル「盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル」のパンフレットで絵を描きました。

現代の若者たちがギリシャ神話の神々を親に持っていたら...というユニークな発想の物語なので、神話の神々が当然物語の鍵を握っています。ので、神々の解説がパンフにあるのです。わたしも描くにあたりましてギリシャ神話をおさらいしてみたんですが、基本めちゃ理不尽な話が多いですね。メデューサとか、かわいそうじゃないですか?それはさておき、ミュージカルはフレッシュな顔ぶれで現代的な作りになっていて楽しかったです(お仕事をさせていただきましたご縁で舞台にご招待いただいたのです、うーん、役得!)

 

さて、その舞台を見に行った日に、先日から開催されておりました

≪ARTxCARDxCALENDAR アートなカードのカレンダー展≫

の会場も見てまいりました。

大勢のイラストレーターさんの世界観が集まって楽しい空間でした。

画像

カレンダーはこんな感じです。

 

カレンダーとポストカードをケースに入れて使う仕組みなのですが、このケースが上質な紙を使用した大変きれいな作りになっていて高級感があります。サイズも壁掛けにもできるし、卓上にも置けるのでちょうどよい感じなのです。

今年も自分たちの販売サイトnoranohaでも別でカレンダーなど作ろうと思ってるのですが(できましたらまた告知いたしますが、ちょっと作業が遅れ気味です...ピンチ!)、これもいいですね。これも販売しようかしら?

 

とりあえず、ではではー。

菜食晩酌日記 第12回 グッドタイムズ、バッドタイムズ(餃子の)※末尾に告知ありです

わたしは餃子も大好物です(大好物はありすぎる)。菜食の餃子の場合、中身は肉の代わりに大豆ミートとか、高野豆腐戻してフープロで細かくしたのとか、豆腐とか、まあなんでもありで、なんでもそれぞれおいしいです。わたしの場合、問題は焼き方なのであった。

で、今回はちょっと焦げてるけど外カリっとしつつもちもちでいい感じに焼けました。ほほほ。

しかし。

これみてくださいよ。

これはもっと前にやった時。ひどいです。フライパンにひっつきました。なんかべしゃっとしてるし。(ただし、この時も味はおいしかったです)

なんでこうなっちゃうのかというと、同じフライパンを使ってるし、火加減などもそんなに変えてないと思うので、おそらく問題は皮の素材か、餃子の配置か、焼き時間の微妙な差?。失敗した時は皮は米粉が入ったもので、今回は小麦粉のみの皮でした。多分米粉の皮を焼くのが苦手なのですね。それと、並べ方も、今回はフライパンにみっちり並べて最後はエイってひっくり返したんですけど、前回は縦に並べていって、最後フライ返しで取ろうとしたのがいけなかった。でも、イメージ的にはひっくり返すほうがひっついて悲惨なことになりそうではないですか?それに、前回は焦って早めにとりだしちゃったのかも。と、こうして書いて考察してますけど、多分次回に今回と同じ焼き方でやったからといってうまくできるかは未知数で、小麦粉だけの皮の時でも失敗する時もあるし、確か米粉でもうまく焼けた時もあったはず。時により失敗したり成功したりを繰り返しており、経験値の蓄積があまり役に立ってない。というのがわたしの餃子遍歴なのです。

餃子に限らず、何事も「ああ、なんかつかめた!もうこれでマスターよ、フフフ」とか思ってたのに慣れて慢心したのか惰性で勘が鈍るのかまた失敗に逆戻り、みたいなことって、ままありますね。人生一生謙虚に学ばねはならぬのだ。もしくは、失敗してもしゃーないよね精神を鍛えるか。...まあ、わたしはどっちかというと後者的な方向性が好きです(ダメなタイプ)。

 

あ、それで、さっき中身については適当に書きましたが、大豆ミートを入れる場合、前に紹介したような乾燥タイプはちょっとぽろぽろしててまとまりには欠けますんで、もしも手に入るならAEONのスーパーのお肉コーナーにお肉みたいな顔をしてトレーに入って売ってるタイプの大豆ミート「大豆から作ったミンチ」(このサイトのトップにあるものです、残念ながらまだ今の所関東限定らしい)や、あるいはオムニミートという製品(自然食品店などに時々あります)が、肉と同じように粘り気があって練りやすいタイプになっており肉の餃子を作ってる時と同じような感じで扱えるので試してみてもよいかと思います(ちなみにヨーカドーでAEONと同じような感じでトレーで売ってる大豆ミートは粘り気がないので、餃子より麻婆豆腐とかに向いてますし、逆にAEONのは麻婆豆腐にはあまり向いてないかも、溶けちゃう感じで)。

そういう便利アイテムも世に出つつあり期待大ですが、まだまだ万人には手に入りにくいかなとも思います。その場合普通の大豆ミートでもちょっとコツをつかめばそんなに難しくなく包めると思います。コツは「ぽろぽろしたものを包む」という心構えだけです(なんじゃそりゃ)。豆腐を混ぜるとちょっとしっとりしていいかも。わたしはそれ以外の具は、茹でたキャベツを刻んだもの、ネギ、すりおろし生姜、あればニラ(ない時は省略)などを少しのごま油と醤油、塩こしょう、昆布だしなんかで軽く下味つけて包んでます。

餃子の可能性は無限大なんで、従来型の味にこだわらなければ、野菜だけ、とかきのことかポテサラとかおからとか何包んでもおいしいかも。いつか余力があれば「変わり種餃子大会」して食べ比べてみたいですね。

 

なお、失敗例のほうの付け合わせの一品は蒸しなすのごま酢醤油なのですが。

 

これはむかーし檀一雄クッキングを読んでて知ったレシピで、本当は丸のままのナスを蒸してから手で薄く割いて、それをごま酢醤油に漬けるというものなのですが、長年作ってるうちに省略の極みでうすく切ってから電子レンジで済ませるというスタイルに進化(うそ、退化)してます。もちろん本家のレシピのほうがおいしいんだけど、檀一雄ならぬ大塚砂織クッキングの場合省力化と時短方面によりがちな横着クッキングなもんで。こういう横着精神が餃子の失敗にも通じるような気がすると書いてて自分でうっすら気付きつつありますが。でもそれでも、これおいしいんです。この食べ方だとナス無限に食べられそう。おしげもなくごまを使うのがコツです。

 

それと、はずかしながら、わたし、ナスにつきましては焼きナスはほとんど作ったことありません。だって、皮むくの面倒だしもったいないし(だって皮、食べられるしポリフェノールだし焦げた皮を熱いうちに竹串で剝いて...とか匠の技すぎるし)、労力の割にはそこまで絶対食べたいというわけでもないような...断然上記のレシピがほうが好きだったり、他にも揚げナスにしちゃうとか、煮浸しとか、好きな食べ方が多いので焼きナスの出る幕なしなのだった。と、焼きナス派の人を敵に回すこともなかったですね、好きな人ごめんなさい。でもわたしも焼きナス、おそらく人に作ってもらうなら好きです。その場合菜食なんでおかかはのっけないでお願いします♡(誰によ)。え、じゃあ餃子包むのは面倒じゃないの?とお思いの向きもあるかと思いますが、なぜか餃子包むのは好きです。無心になってやれるのでむしろ楽しい。でも残念なのは、がんばって包んでも食べちゃうのはあっという間なんですねー。

 

あ、そうだ、告知を。前にも告知いたしましたが、ペーパーボイス東京さんにて今日から、≪ARTxCARDxCALENDAR アートなカードのカレンダー展≫ が開催され、参加しています。会場はこんな感じになっているそうです。総勢50人のイラストレーターの作品が楽しめます。

日程は9/26(月)-10/1(土)10:00~17:00です。お近くにいらした方はぜひ覗いてみてくれるとうれしいです。わたしも4つの季節を描いたポストカードを出しています。

 

書籍「本番に強い子になる 自律神経の整え方」の仕事をしました

小学館より発売されました「本番に強い子になる 自律神経の整え方」(小林弘幸著・敬称略)で表紙と中のイラストをすごくたくさん描いています。どのページも自分で言うのもなんですがすごくかわいくわかりやすくできておりまして、ぜひ書店で手にとって見ていただけたらと思います!

イラストは説明的なページからイメージを伝えるものなど多岐に渡っていまして、編集さんがわたしを信頼してくださり本当に自由にのびのび描かせていただきました。わたしとしては、この本のよさを引き出せるように内容をよりよく表現しつつ、また絵を見るだけでも楽しくなれるようにも心がけました。色も2Cなのですがすごくきれいな色を選んでいただいていてすっきりした画面です。まだまだたくさんあるので、どれも紹介したいのですが、多いのでこの辺で。

こちらの本は、「あれをすべき」「こう考えるべき」とか難しいハードルや読み手の負担になりそうな精神論はなくて、日常で行ってること、動作などを無理せず少し意識してみたり、本当に簡単な活動でも生活が整えられるというお話で、誰でもすぐに試せるような小さな動作や習慣が提案されていて、とても気楽に読めますし、優しい本で読んでるだけでおだやかになれる感じです。もちろんお子さん向けの本ですが、わたしも読みながら参考になる事多々でした。

ここ数年の状況などで、大人だけでなく、子供にもたくさんのストレスやプレッシャーがかかっているこの頃、楽しいイラストとともにこの本を読んでリラックスしてほしいなあと思います。

 

www.shogakukan.co.jp

 

 

菜食晩酌日記 第11回 晩酌じゃなくておやつ

今日はタイトル通り、晩酌じゃなくてあとのデザート(あれだけ食べてるのにデザートまで食べる人)のお話。

わたしはベランダで鉢植えのいちじくを育ててます。最初の5年ぐらいはぼちぼちな感じで1個か2個実がつけばいいぐらいだったんですが、10年目ぐらいなのかな?最近では1シーズンで20個ぐらい実をつけてくれます。

かわいいー。うれしいー。

 

多分摘果すれば一個一個もっと大きくできるんだと思いますが、どうも実がなってると全部がもったいなく(よくばり)、摘果しないままなんでちょっと小ぶりですが、きちんと甘くおいしくできてくれるんです。季節の約束を律儀に果たしてくれる木に感謝感激ありがたや、最高ですね。もし地面があったらフルーツの木ばっかり植えたい。

というわけで取れたいちじく、毎日豆乳ヨーグルトと一緒に食べたりそのまま食べたりが主ですが、お菓子にも使いました。

チーズケーキ風のプラントベースケーキです。

 

レシピとしては

くるみ

オートミール

グラノーラ

デーツ

クラッカー

メープルシロップ

などをフードプロセッサーで砕いて型に敷き詰めて(水分が少なければ小さじ1か2ぐらい加減しながら油か水を足して)台にします。よくレシピなどを見るとカシューナッツなどをこういう場合使うんですが、わたしはくるみかピーナッツを使います(注)。量は、持ってる型に敷き詰められるぐらい、って感じでしょうか。固形物それぞれ30gずつぐらい、液体はそれらがしっとりするぐらいとかかなあ、分量は適当です。

 

フィリングのほうは、

絹どうふ150g

豆乳ヨーグルト150g

白味噌小さじ1

砂糖60g

水に浸しておいたピーナッツ 30gぐらい

米粉30g

片栗粉大さじ1

寒天粉 4g

レモン汁大さじ2

油 少々

 

をこれまたフードプロセッサーでガーっとしまして滑らかになったら型に流し入れ、

切ったいちじくを並べて160℃で20分、180℃で10分(様子みながら)焼きました。

焼いてすぐより、冷まして冷やして食べた方が落ち着いてよりよいです。

 

味は、レモンの風味が結構あるんで一般的なチーズケーキのような「チーズの風味」とは違いますが、クリーミーでおいしいです。軽めのさわやかな生地といちじくの甘みが...ほほほ。いちじくを入れない場合食べる時にブルーベリージャムを合わせても美味です、というか、フルーツと合わせて食べるのがいい感じの生地だと思います。

レシピの中に白味噌があって、これはチーズっぽいコクを出すために入れるといろんなレシピにあるんですが、わたしの好みでは入れすぎない方が好きです。ほんのエッセンス的にというか。入れすぎるとどうも味噌の主張が強くなるような...。

チーズケーキに関しては、菜食で本物のチーズケーキを完全再現!とかは、わたしのスキルではあんまりうまくできないので、「それとは違うけどこれはこれでおいしいやつ」を目指した方がおいしいものになりますね。

 

菜食をしてると、どうしても手軽にケーキっぽいものを買ってくるというのは今はまだ難しいので自作が多くなるんですが、自分で作ったやつって「3日ぐらいかけて食べよう」とか思ってるのに次の日には跡形もなくもう消え失せているというのは一体どういうこと?カロリー摂取量については深く考えないようにしていますが、まあ、豆腐だし、いっか(よくない)。

 

そして、毎日見てるものって、絵に反映されちゃいますよね。先日残暑見舞いハガキを作ったんですが、いちじくを描いてました。そして例によって出すのが遅くなってしまい、着いた頃には涼しくなっていたのだった。今年は秋が来るのが早いのかな?芋!栗!梨!秋もスイーツの材料は豊富ですね。いや違う、来年用のカレンダーも早く描かねば。ではまたー。

 

 

注:

以前きゃすぴえさんのブログでカシューナッツの労働問題を読みまして、うーん、アボカドなどもですが、またこのパターンか。調べるとこういうのも出てきたりして、輸入食品悩ましいですねえ。で、とりあえず判断つかないのでナッツを買う時はなるべくくるみかピーナッツ(ピーナッツは正確に言うとナッツではない気が...)にしていますが、じゃあくるみとピーナッツなら大丈夫なのかい?というと、くるみはカリフォルニア産だとやっぱり干ばつなど現地の農業問題、水問題があったりもする(水問題はアーモンドが有名ですね、そういうわけでアーモンドも買ってないです)んで、別産地とか、できれば国産とかのほうがいいのかなあ?ピーナッツは国産のものが買えますね。まあ、そんなわけで少し気にかけてるんですが、わたしもえらそうなこと言えるほど徹底なんてできてませんので、こんな話があるよ、って程度のお話なのですが。本来ナッツ類は栄養豊かで摂りたい食品ではありますし、ナッツに限らずこういう問題って付いて回るんでしょうが、日本の農産物自給率を考えると全部国産で賄うとかもできないわけなので悩ましいです。それに、「買わなければいいのか?」とかもよくわかりません。農産物が現地の女性労働者の経済的自立や自由を助けるケースもありますので、買わない事が逆にまた現地の困窮を呼ぶとかもあるかもしれず...。フェアトレードのものを少し高くても買う、とかがよりマシな感じがしますが、そもそもフェアトレードのナッツってどこに売ってるの?みたいな感じもありますしね。そして、スーパーなどに行くとそんな問題はかけらも存在しないかのように豊富に商品がきれいにパッケージされてずらーっと並んでいますし、こっちもお財布事情的に安いものと高いものが並んでる時つい安いもののほうが助かるみたいなのもあり、この問題を「消費者がなんとかせい」というのも無理難題というか、いちいち現地状況とか見に行けませんし報道もどこからどこまで信じられるのかわかりませんし、なんだったら国内でも農業従事者の方にフェアに賃金払われてるかなあとかも消費者に把握しきれませんし...無理じゃね?という感じもあります(いや、だからといって考えなくていいとも思わないんですけど)。できれば買い付けたり販売する方々にもう少し善処していただきたいなとも思ったり、はたまた質のよいフェアトレード品がおっくうでなく買えるぐらい皆(わたしも)の賃金あがってほしいなとか、考えるとキリがないですねー。ちなみに、引用させていただいたきゃすぴえさんのブログ↓

casse-pied.hatenablog.com

は北米での食や文化事情などを紹介してくれているブログで、とても面白くてためになり、以前からずっと拝読しています。

「アートなカードのカレンダー展」に参加します

あらもう9月ですね。早いですねー。

ちょっとバタバタしてますんで、短く告知をひとつ。

 

9月後半に「アートなカードのカレンダー展」という展示に参加いたします。

会期:2022年9月26日(月)~10月1日(土)

場所:ペーパーボイス東京

時間:10:00〜17:00 

住所:〒104-0033 東京都中央区新川1-22-11

Webサイト:https://www.calendar-labo.jp/event/event_top.html

 

「アートをすべての人の日常に」をテーマに、CalendarとArtを合わせた「CALENART」というアートカレンダーの企画展を行なうCALELABO/株式会社スタジオ・タブさんに

お声掛けいただきまして、4点イラストを出しています。2枚が描き下ろしで、2枚はHPに出した事があるイラストです。

 

ポストカードがカレンダーになるフレームにセットする仕組みで、今回こちらの展示のものは非売品で販売はないんですが、なんとご来場の方から抽選で100名にお好みの作家の展示カレンダーをプレゼントするという企画になっています。わたしの他にも50人もの素敵な作家さんのイラストがあり、豪華な企画ですね。

アートなカードのカレンダー展

会場のペーパーボイス東京さんは茅場町にあるギャラリーです。

ペーパーボイス東京アクセスマップ

 

ではではー。

 

 

菜食晩酌日記 第10回 大豆ミート活用形ともどき料理

 

前回大豆ミートの唐揚げについて書きましたが、最近わたしが個人的にいい感じな大豆ミート調理を今日はご紹介。前回と同じブロックタイプを使います。ブロックタイプというのは

item.rakuten.co.jp

こういうのでして。これは唐揚げで食べるのを想定したタイプで、他にもそぼろ状だったりフィレっぽいものもあるんですが、この唐揚げタイプ、今まで唐揚げにしか使ってなかったんですね。でも、ある時炒め物に入れるフィレタイプを切らしていて、試しにこれを戻してから半分に薄切りっぽく切って入れたら、どうも食感がこっちの方が好みなのではないかなと気づきました。で、今回はそれの応用形で、西京味噌につけてからオーブン焼きにしてみました。

漬け材料は、

西京味噌

しょうゆ

みりん

少し油

という感じで、これで30分ぐらい置きまして、オーブン天板に野菜とともに広げ

(野菜はオリーブオイルと塩胡椒をなじませてあります)、大豆ミートにも最後ちょっと塩胡椒振りまして、220℃で20分ぐらい焼きました。

結構香ばしくて、ブロックタイプの大豆ミートの「繊維が縦に裂ける感じ」がこういう食べ方にあっているような気がします。西京味噌じゃなくて普通の味噌でもいいかなと思ったのですが、お菓子を作るのに白味噌が欲しくて、店頭に行ったら西京味噌しかなくそれを買ったので活用したかったというのがありますが、そういえば昔魚とかの西京味噌漬け結構好きだった気がするんで、なかなか味付け的にも気に入りました。

食べ物のおいしさを作っている要素のひとつに「メイラード反応」というのがあります。これは糖とアミノ化合物の化学反応でして、加熱した時などに起こります。平たく言うと、香ばしい香りと風味が増すんですね。肉を焼いた時や、パンを焼いた時に起こる反応です。これを大豆ミートでもいい感じに起こすと旨味がアップしますので、味付けに西京味噌のように適度に糖分も入るのは風味アップになりますね。また、油分を適度に足すのもおいしくするコツかなと。(しかし、余談ですが一般的にメイラード反応豊富な食品には健康面においてはフライドポテトで有名なアクリルアミドとか、はたまた焼いたり揚げたりする時には油を使うことが多いんで油分の取りすぎとか、あまりよろしくない面もあったりするとも言いますんで、ちょっと悩ましいですね。ま、取りすぎなければいいんじゃないでしょうか)

 

野菜は冷蔵庫に転がってた大根の切れ端、若干緑になってたジャガイモ(中まで緑になったジャガイモは食べちゃダメです。わたしは自己責任で今回は深ーく剥いて食べましたけど、大丈夫でしたが売ってた時からこんなだったんですねー、困りますねー)、まいたけ、うちで採れた黄色くなったちっちゃいゴーヤなどでした。ジャガイモと大根は先に少し電子レンジしてます。時短料理なので。

 

あともう一品はと言いますと、アマランサスのパスタです。これはご存じの方も多いかと思いますが、明太子スパ的な感じにアマランサスを食べるレシピです。

まず、アマランサスを煮ます。水をかぶるより多いぐらいに入れて、昆布出汁で20分ぐらい茹でまして、その後梅干し、みりん、コチュジャン、醤油などで味をつけ、水気がなくなりアマランサスがふっくらやわらかに煮えるまで煮ます。水分がなくなってきてもまだ芯が残って硬いようならもう少し水を加えて柔らかくなるまで煮るのがコツですが、最後の方、うっかり煮詰めすぎて焦がさないよう注意です)。


それを茹でたパスタと、マヨドレ(植物性マヨならなんでも)、ちょっとえごま油、ニュートリショナルイースト(なくても可)であえて、シソと海苔を散らしたら出来上がり。多分本物の明太子パスタを食べ慣れた人にはちょっと違う感があるかもしれませんけど、これはこれでかなりおいしいし、アマランサスは栄養豊富なんでわたしとしては大好物のメニューです。アマランサスのプチプチした食感がよいのねん。

 

菜食といっても、昔食べ慣れたメニューは好きだったので馴染み深いというのもあるんで、もどき料理というか再現メニューは楽しいです。「そんなに似たものが食べたいなら我慢しないでそのものを食べればいいのに」という素朴な疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思うんですが、これはなんていうか、我慢してるわけではなくて、菜食族の人々というのはですね、えーと、多分おそらく多くの人は、本人の中に「材料において、菜食のものしか食べたくないのであーる」という強い動機があるわけでして、まあ、プラスチックの使い捨てバッグを使いたくないのでエコバッグを持ってる、みたいなもんというか、お坊さんががんもどき開発したのの同じコンセプトだと思っていただければと。まあ、実際、我慢してるという感じは全然なくて、いろいろ工夫をするんで「料理のおいしさとは何から構成されてるのか」ということを考える機会が増えて人生実験感覚で好奇心が満たされる楽しさがありますね。

 

今日のスケッチブック。そろそろ秋めいてきましたね。秋バラが待ち遠しいです(やや強引)