saoriotsuka-diary

イラストレーター大塚砂織の由無し事を綴るページです。仕事の紹介もしますが、ベランダ園芸の話やたわいない話が多いかも。

菜食晩酌日記 第9回 アゲアゲ気分の夏

(全景を撮ったつもりだったのに、写真がへたくそ!)

暑いですねえ...。こう暑い日が続くともうなんだか複雑な献立(もともとそんなのないけど)を作る気力が湧かず、仕事もまとまった量のものを淡々とこなす日々が続いていたもので(って、完了形で書いてるけどまだ終わってません、はやく終わらせなくては...)、つまりは料理にかけるリソース不足でして、最近はそうめん、パスタ、焼きそば、冷やし中華、クスクス、そしてまたそうめん、というような怠惰の無限ループに陥りがちだったのですが、先日ツイッターのタイムラインを見ていて、他の方が揚げ物をしてるのを見て「おいしそうだなー」と思いましたんで一念発起、揚げ物をしました。

どうよ、この量。明らかに欲望が暴走していて天ぷらと唐揚げをいっぺんにやるという暴挙に出ました。まあ、唐揚げは多かったんで半分ぐらい残して冷凍しましたが。

天ぷらはそれでも二人分でなす2本、ピーマン3個、しそ4枚でしたんで、よく考えたらそんなに多くはないんですが、揚げるとなんたって衣と油でボリューム(&カロリー)アップですね。いいんだいカロリーなんて野暮なこと、揚げ物する日に言わないの!

 

ところで、「なんかちょっと貧乏くさいライフハック」をここでお伝えしますと、天ぷらってよく抹茶塩とかつけて食べるじゃないですか。そこで、「くらこんの塩昆布」の「袋の下の方に溜まった塩」をつけるとアラ!おいしいです。まあ、添加物とかそういうのを気にされる方にはおすすめしませんけど、あれ基本的に昆布塩なんで、そりゃおいしいよね!という。そしてあれって余りがちではないですか?昆布使い切っても塩だけ残ってることが多いんで、わたしは料理などに使ってます。(貧乏くさいと書きましたが、今調べたらメーカーも推奨してました、ははは)

 

大豆ミートの唐揚げはもう最近は結構ポピュラーになってきましたね(か?)

大豆ミート初心者の方には、この唐揚げタイプから入門するのが吉ではないかと常々思っています。本当、おいしいです。お肉の唐揚げっぽいけど、違うけど、これはこれで違和感ないおいしさと思います。シンプルな材料なのですが漬け材料でそれぞれの家庭の味にカスタマイズしやすく大豆ミートのくせも一番なくなる調理法なので、むしろレトルトとかの加工品で出てる大豆ミート製品などでお肉に慣れた方が肉を期待した時に感じがちな「違うからなんかヤ!」感というか「食べ物不気味の谷」感(?)は多分全然ないと思います、これはこれでおいしい食べ物、って感じです。

一応まだ作ったことない方のために、作り方をば。

1.ブロックタイプの乾燥大豆ミートをお湯で戻します。この時、大きなボウルに入れて、上からちょっと重たいお皿でものっけときましょう。満遍なく戻ります。5分から10分ぐらいで十分戻ります。

2.水で濯いで軽くしぼってから、またボウルに入れて、生姜醤油とかにんにく醤油とか、コチュジャンいれてみたり、好きな下味をつけて揉み込んで、また少し置いときます(そんなに長くなくても大丈夫です、わたしはせいぜい10分ぐらい)。

3.あとは粉まぶして揚げるだけです。中火ぐらいがいいかな。わたしはフライパンに多めに油を入れて揚げ焼き的に揚げてます。お肉と違って「火がよく通ったかしら?」とかそこまで気にしなくていいので、なんとなくおいしそうな揚げ色と雰囲気になってきたら引き上げれば大丈夫です。

あとは箸休めにゴーヤのくるみ和えです。これは昔居酒屋で食べておいしかったメニューの再現レシピでして、ゴーヤを砕いたくるみと練りゴマかピーナッツバターと醤油、ちょっと酢と砂糖で和える感じです。練りゴマやピーナッツバターの部分は「すりつぶしたくるみ」でもいいというかそれが本来あるべき姿な気もしますが、そこまでするのは面倒くさいので、あるもので済ませております。これ、ゴーヤの食べ方の中でもかなり好きな食べ方です。ただ、今回は本当はゴーヤも揚げようかなと迷ったんですが。揚げたゴーヤもおいしいもんね!ベランダ菜園のゴーヤがぼちぼちなってきてるんで毎日なんかしらゴーヤを食べてます。

 

ところで、こないだ「今日のスケッチブック」というカテゴリーを作ったのに、作ったそばから忘れてました。のでまた再び心を新たに活用していきたい。

落書きしてる時、なんでこんなもの描いてるんだろ、と後で思い返すことが多いです。なあに?、このビールおじさんと馬。が、心を無にして描いてただけなんだろうと思います。ではまた。