saoriotsuka-diary

イラストレーター大塚砂織の由無し事を綴るページです。仕事の紹介もしますが、ベランダ園芸の話やたわいない話が多いかも。

仕事の紹介です

またご無沙汰しちゃいました。

さて、少し仕事紹介でも。

こちらは5月号のしんきんsmileさんです。しんきんsmileさんでは時々仕事をしていますが、今回はサウナについてです。梅雨のじめじめ期、サウナとか行ったらすかっとしそうな気もしますね(と言いつつ、サウナって行ったことないんですが!)

 

梅雨といえば、「はれ予報」の吉永みち子さんのコラム「鳥の目虫の目魚の目」、6月のテーマはずばり梅雨でした。降り込められるのは憂鬱ですが、逆に言えば家でやることに集中できる季節かも、というところに吉永さんは注目しています。

 

確かにそうですね。わたしも、気候がいいとついふらふら遊びに行きたくなるんで、冬とか梅雨のほうが仕事や家でやらなきゃいけないことに集中できるかも。イラストは梅雨の不思議な空気感を意識してみました。

しかし梅雨はきのこ見にいかなきゃいけないというのもありますが。脱線しますがこないだ今年初のタマゴタケちゃんに出会いましたよ。

ほーらりっぱなぴかぴかのお姿。

 

さて、集中の香山リカさんのコラム「医者のココロ、患者のキモチ」、今回のテーマは

医療現場での「ガスライティング」。


ガスライティングというのは最近よく聞くワードですが、なんじゃらほいというと、映画「ガス燈」が語源で、この映画の中では主人公が必死で訴えることを、夫が「この人は疲れてるから...」とかみたいに言い「妻(主人公)がおかしい」と印象付けるんですね。そういう感じで「この人の言うことはまともに取り合うようなことではない」というような印象付けを行ったり、そのために相手を混乱させるような状況を作ったりして訴えの正当性を無化しようとする、そういう嫌がらせというか心理的な追い詰めのことを言うそうです。ガス「ライティング」なのにされた方は照らされるどころか煙に巻かれてしまうというような感じですね。

この場合、訴えてる側が権威がなかったり弱い立場で、ガスライティングを行う側が権威側だったり強い立場だったりすると周囲の人はそのガスライティングに従ってしまうことが多いので、医療などの現場でも患者さんの訴えがお医者さんによって悪意がなくともガスライティングされてしまう、という事が起こってしまう可能性はあるというようなお話です。

香山さんはいつも、タイトル通りお医者さんの立場からの心理も、患者さんの立場からそれがどう感じられるかも考察してくれて、こういうお医者さんがいると頼もしいなあと読みながらいつも思います。

 

 

裏にも絵がちょこっとあるのがかわいい。

こちらは以前も紹介したので見たことあるかとも思いますが、彩図社さんから出た「教養として知っておきたい33の経済理論」、四六判、大判と出て今度は文庫版になりました。様々な版を重ねて多くの人に読んでもらっているようでありがたいですね!彩図社さんでは「論理的思考力を鍛える33の思考実験」とその続編もロングセラーになっています。いずれの本も読みやすいように楽しいイラストをふんだんに描いておりますので、機会があればご覧くださればうれしいです。

 



 

ところで。

今年は11月末におおの麻里さん、門馬則雄、わたしの三人、noranoha で展覧会をしようと思っておりまして、現在作品の構想中です。

久しぶりの展覧会なんで楽しく絵を描きたいですし、いろいろ新しいインスピレーションを得たいなあと思って本を読んだり画材を試してみたりと頭の中が忙しかったり習作段階で、まだ展示作品を作るぐらいにはなかなか進んでないというか試行錯誤中なんですが...ははは。梅雨なんで引きこもって集中したいものです。ぼやっとしてるうちにすぐ11月になるし、怖っ。

こちらの件はまた追ってたびたびお知らせいたしますね、お楽しみに(してね!)

noranohaはこちらです。

noranoha.thebase.in

 

ではではまた。