saoriotsuka-diary

イラストレーター大塚砂織の由無し事を綴るページです。仕事の紹介もしますが、ベランダ園芸の話やたわいない話が多いかも。

菜食晩酌日記 第7回 献立荒野を救う高野豆腐


この日の献立は、焼うどんと高野豆腐のフライでした。

冷蔵庫を見たら、あらなんか野菜が少ないわね。そして米もない(ちなみに、その後米を買いに行ってなくてこれからしばらく米不足の献立が続きました)。そんな時には冷凍してあったうどんを使って残り野菜をかき集めて焼うどんと、さてはてもう一品。そうだ、高野豆腐のフライでもするかな。

 

焼うどんは、特に説明の必要もなく焼うどんなわけですが、我が家の冷蔵庫は紅生姜を切らしたことがないので安心です。この日はもう一品が揚げ物だったんで、うどんの具は野菜だけであっさりめにしましたが、大豆ミートのそぼろとか、油揚げ入れるとまたおいしいですね。

ところで、焼うどんの味付けってみなさんどうしてますか。わたしは、醤油だけ!というシンプルなやつが好きです。ソースとか他の調味料を入れるより醤油だけが断然好みで、ニンニクとか生姜もいれないのが、素直なうどんちゃんの良さを引き出すような気がするんですよねー。特に、ソースを入れると「お前は焼きそばになりたいのか」みたいなどっちつかずな残念さがちょっと醸し出されるような...(個人の感想です、ごめんねソース入れる派のひと!)

 

高野豆腐のフライは、まず高野豆腐を戻して、ちょっと生姜じょうゆとかめんつゆとかにつけて下味をつけときます。しばらくつけたら軽く絞って、厚み方向に半分に切れ込みを入れ、そこにベランダに生えてたシソと、植物性チーズのスライスを挟んで、小麦粉を溶いたバッター液と、冷凍庫にあったパン粉をつけてフライパンで揚げ焼きです。

フライをするときのコツ、それは

「バッター液をつける手とパン粉をつける液を分ける」

ということに尽きます。うっかり一つの手で両方の作業をしちゃうと、あーら、手が揚げ物Readysteadygo状態にすぐなっちゃいます。しかし、やってるとだんだん自分でこんがらがってきて、なかなかそううまく分業できないんだな、これが。

 

あとはソースですが、普通にソースと、もう一種類冷蔵庫にあったレリッシュとマヨドレを合わせて即席タルタルソースを用意しました。肉などのカツとは違いますが(どっちかというとはんぺんとかのほうが近いかな?)、ボリューミーなおかずが思い立ったらすぐできる、ああ乾物って便利ね。

 

乾物は味噌汁にも大活躍。白きくらげ、わかめ、干し椎茸、お麩なんかがあると、いつでもすぐに味噌汁が飲めますね。この日はわかめと白きくらげに、ネギの切れっ端とほうれん草でした。

 

ではでは。晩酌日記のときは絵がないので、強引に「今日のスケッチブック」というカテゴリを作ってそれも一緒に運用してみることにしました。

揚げ物のあとは床掃除しないとね!